歩葉戸路素

ロボット・モンスターの歩葉戸路素のネタバレレビュー・内容・結末

ロボット・モンスター(1953年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

伝説のZ級映画として有名な名作

私は初見グラインドカフェというカルト映画を上映するイベントで鑑賞したのだが
そのイベントが日本初の劇場公開だったらしい!!
そんな激レアな経験できるとは…
一生分の運をそれで使い果たした気分
実はこの映画3Dとして製作されたので劇場では3Dメガネをかけて鑑賞することに!!
飛び出すローマンに臨場感MAX

潜水帽を被ったゴリラのような姿の侵略者『ローマン』は自慢の化学兵器で地球を破滅させ放射能で巨大化したトカゲだらけの世界にしてしまう!
特殊なバリアのおかげで運良く生き残った少年ジョニーの家族(計8人)以外全ての人類が滅亡してしまったというとんでもない世界観!

侵略者ローマンは感情の無いモンスターだがジョニーの美人な姉アリスに一目惚れしてしまう
それがモニターの先のローマンの上司に知られてしまい
『我々は人間のような感情を捨てた身だぞ!💢』と上司にキレられてしかられてしまうローマン
…いやこの上司もめちゃくちゃ感情もってるじゃねーか!とツッコみたくなる

人類滅亡寸前なのにピクニック感覚でデートして野外で恋人と情事に励み結婚式挙げておまけに新婚旅行までしてしまうアリスも中々ヤバい
終盤はローマンにアリスが連れ去られる、超ショボいキングコングみたいな展開になる
ローマンが『人類を皆殺しにしないといけない…でもできない…』みたいに葛藤して右往左往歩き回ったり
バリアで無敵状態の少年ジョニーくんにめちゃくちゃ怒るローマンも可愛い
(どのツラ下げて感情がないとか言ってんだ笑)
小学生の鬼ごっこかな?

衝撃の禁断のラストは笑った
今までのはなんだったんだよ……って
そして『実は…』みたいな感じでローマンが洞窟から3回も画面から飛び出してくる爆笑シーンで劇終
伝説すぎる…!!
歩葉戸路素

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