29球Agent

アイス・オブ・ザ・デッドの29球Agentのレビュー・感想・評価

アイス・オブ・ザ・デッド(2009年製作の映画)
2.0
いつもの如く”トランスフォーマー”の反則的なジャケ写に騙されましたw
ゾンビ系じゃなくオカルト系でした。

20年~25年周期で吹雪の日に悲劇的な事件が起こる土地を舞台に、精神的な病を抱える人間が徐々に正気を失い狂気に駆られ仲間を次々に殺して行く、いわば似非『シャイニング』的な物語です。

狂気に陥る原因が呪われた土地のせいなのか、土地に巣食う邪悪なモノのせいなのかは、オープニングや途中で明かされるエピソードを観ても判然としないんですが、悪霊らしきモノが姿を現し幻聴や幻想を武器に精神的に弱い者を殺人鬼に仕立て上げてる事だけは理解できます。
まぁ、原因が何であれつまらない話が面白くなることもありませんw

同じ雪山が舞台と言う事ならノルウエー産の佳作『コールドプレイ』の方が数倍楽しめます。
ゾンビ好きにとどまらずオカルト好きにも何の見どころも無いグダグダな作品でしたw
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