のんchan

キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男ののんchanのレビュー・感想・評価

4.1
邦題センスにどうよ?と思ったけど観て良かった。
漫画かと思うような実話❗️で楽しめた〜🙌
1970年代、オハイオ州クリーブランドに実在したアイルランド系の伝説のギャング、ダニー・グリーンが成り上がっていく話。

内容の前に❗️主役を務めたレイ・スティーヴンソンさんの急逝を観終わって知りました🫢
ご冥福をお祈りいたします🙏
《2023.5.21、享年58。死因不明。イタリア・イスキア島での撮影中に突然体調を崩し緊急入院。そのまま容体が悪化し帰らぬ人となった》
この役柄にピッタリで素敵だったので驚いております😢


祖父に育てられたダニーは子供の時から運動能力は優れていた。
大柄の身体で日雇いで湾岸労働者として働いている中、労働条件向上の為、雇用主側に果敢に交渉し労働者たちのリーダー的存在になっていた。まとめる力が認められ、湾岸局の組合長に就任するまでになる。しかし、FBIから不正を告発され、家族も地位も失ってしまう。高利貸しのションドー(クリストファー・ウォーケン)の取り立て屋になる。その腕前をマフィアも放っておかずその世界に身を置くようになるが、ケルト人の誇りを胸に悪者は容赦なくやっ付け、マフィアの大御所にも盾を突くので、目を付けられて命を狙われる。命が幾つあっても足りない状況に陥っていく...

描写は半端のない撃ち合いに、そしてダニーの車、家に36回も爆弾を仕掛けられ爆発させられるその激しさ💥強運の持ち主だが、その勢いはどんどんマフィア抗争へ発展していく...

そんな中、刑事ジョー・マンディツキ(ヴァル・キルマー)との不思議な関係、男の友情も見もの。

手荒なんだけど、人間的に情があって手脚も長いしカッコイイ💕

 
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