冬の亡霊

ボーン・コレクターの冬の亡霊のネタバレレビュー・内容・結末

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

捜査中の事故で頭と1本の指しか動かせなくなった主人公が、女性警官のサポートを得て、ベッドの上から安楽椅子探偵ばりに事件解決の糸口を探っていく。
猟奇的な連続殺人が実は絶版本の模倣というヒント出してる辺りは挑戦的な犯人像で良いが、蓋を開けてみれば、証拠を偽装したのを主人公に見破られ逮捕された元警官とか、完全に逆恨みだし、優秀な主人公にストレスかけて発作を誘発し植物状態に追い込もうという陰湿な奴で、それでもなかなか発作で死なないから遂に痺れを切らして直接殺しに来る短絡さが惜しい。
救いの無い重さやグロさは薄め。