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新・少林寺伝説のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

新・少林寺伝説(1994年製作の映画)
4.0
清朝の時代――。少林寺一派と天地会は朝廷と対立し打倒清朝を目指し秘密結社を組織していた。
恐れをなした朝廷は組織の一員である、ハン・カーロ(ジェット・リー)の一族を惨殺。最強の使い手であるハン・カーロは帰宅すると朝廷の襲撃により一人生き残った一人息子のマンティン(「D &D完全黙秘」でも共演してるシャー・ミャオ)を連れて7年の逃亡生活を続けていた。
街で金持ちの用心棒として雇われいた頃、朝廷は明朝の財宝を奪おうと、財宝が記載された地図を狙い少林寺に忍び寄った。
それを知ったハンカーロは強大な敵に生死を賭け、一人で少林寺に向かった・・・。

コメディが得意なバリー・ウォン監督だけに、バリー・ウォン監督作品常連のチンミー・ヤウの詐欺師親子のコメディパートと、ジェット・リー演じるハン・カーロとシャー・ミャオ演じるマンティンの生真面目な武術家親子のシリアスパートの緩急のテンポの良い展開、長槍や洪家拳を駆使したジェット・リーのカンフーアクション、マンティンと金持ちの息子たちの子供同士の友情、マンティンたちと悪党のユーモラスなカンフーバトル、ジェット・リー演じるハン・カーロと顔が焼け爛れたマーとのホラーっぽいカンフーバトル、「子連れ狼」のパロディも楽しいカンフーアクションコメディ映画。
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