このレビューはネタバレを含みます
偏屈で人嫌いなルールに厳しいオーヴェ。愛する妻に先立たれて、長年勤めた会社もクビになり、もう妻のもとへ逝こうと首をくくった矢先、隣に越してきた家族の粗相で首吊りのタイミングを逃す。その後何度もチャレンジするがその度にトラブルが起き全然逝かせてもらえない笑。
自殺未遂中 走馬灯のように振り返るオーヴェの人生。幼くして亡くした母、静かながらも愛情を感じる父との関係。父の痛ましい事故死の目撃。最愛の妻との出会い、小さな命の事故死...。
閉塞的だったオーヴェも隣人家族の世話を焼き続けるにつれ次第に心動いていく。子供たちに懐かれてるオーヴェも愛らしい。
最期の笑顔が子供のようで可愛かった。あと若かりし日のオーヴェ格好良い！
