再鑑賞
妻に先立たれたオーヴェは妻の元に行こうと何度か自殺を試みるも邪魔が入り失敗を重ねる。
隣に引っ越してきた一家との交流から頑固なオーヴェは変わっていく。
ただの頑固一徹おやじに見えるが実は芯は規律正しい優しい人だった。
とても近寄り難いオーヴェを気にせずどんどん近づき、そしてオーヴェの心を開くきっかけとなる隣人のパルヴァネとその家族。
彼女の存在はかなり大きい。
子供たちもとても可愛い。
オーヴェの時おり回顧される妻のソーニャはとても美しく、聡明な素晴らしい女性。
ソーニャは人生で最も悲しい悲劇を経験するも立ち直り、教師としても素晴らしい人物。
こんな素敵な妻を亡くしたオーヴェの気持ち、すごくよくわかる。
オーヴェにとってソーニャは人生そのものだったんだろうな。
ラストシーン、かなりグッとくる。
何回観ても素敵な映画。
