このレビューはネタバレを含みます
ソーニャはオーヴェに"生きている"を実感して欲しかったんじゃないかな。だから何度命を絶とうとしても出来なかったのかなって。ソーニャが「まだ早い」って言っていたのかなって。
オーヴェは葬式には「私を認めている人たちだけで静かにして欲しい」って言っていたけど、実際にはたくさんの人が集まって、オーヴェの温かさをみんな知ってくれたんだなって思うと泣ける。最初はみんなから避けられていたからこそ余計に感動。
切ないけど温かいお話。
自分で前を向けなくても、前を向かしてくれる人にオーヴェは出会えたんだね