「♯愛すべき偏屈じぃ様」というタグを作りたくなるくらい愛おしい爺様だった。
彼が偏屈なのはそれなりに理由があって。それが紐解かれる度にどんどんと惹かれていった。
彼以上に奥さんがまた魅力的な人でして。「いつも必死に生きるのよ」とどんな苦境にも笑う彼女がカッコイイ。二人の若い頃のエピソードはカウリスマキ作品を見ているようだった。(こっちはとっても情緒的だけど!)しかもさすがスウェーデン。二人とも美男美女ときたもんだ!
あったかい愛と涙に溢れた愛おしい作品。
こんな爺様がいたら無駄にお世話したくなりそうだな。
「運命は人の愚行の積み重ね」