マンメンミ

幸せなひとりぼっちのマンメンミのレビュー・感想・評価

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)
3.7
妻も失い、仕事も失ってしまった男が孤独のあまり自殺を考えますが、隣人との交流をキッカケに変わっていくストーリー。
主人公は規律を重んじますが、いきすぎて偏屈な人間です。
しかし彼の規律はいきすぎただけで間違っておらず、誰に対しても差別はしません。
そんな彼も最初から偏屈だったわけではなく、偏屈になっていく過程を見せてくれます。
また、主人公を愛してくれた父親や亡くなった妻との回想シーンを間に挟み、主人公が愛されていた過去と、現状の小さな変化のキッカケを見せる構成、変わっていく過程が良かったです。
ありきたりな構成かもしれませんが、それでも観て良かったと思えた作品でした。
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