このレビューはネタバレを含みます
○暗い音楽やシーンが多いのにめちゃくちゃ素敵な映画
○主人公オーヴェのキャラクターまっすぐで不器用
決して間違った事していないのにそういう人を煙たがる今の若者との関係が表されている
○奥さんを思う気持ちがひしひし痛いほど伝わってくる
"他の奴が大きな声を出すほど妻の声が薄れていく"は苦しさも愛しさも詰まってる言葉
○子どもたちとのシーンが一番好き
○ ベッド片方に寄って寝ているシーン
○各場面の夫婦で手を繋ぐシーン
(最後のシーンも素晴らしい)
○死ぬのが下手ねというセリフも印象的
何回か試みるシーンの度にドキドキするけど、誰かに邪魔されるところが1人ぼっちではないことの証明になっていて、暗い場面なのに全然前向きな気持ちで観れるようになっている