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ホラー西部劇
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と、言ったところか。
アメリカの歴史において忘れてはいけない先住民族(ネイティヴ・アメリカン)の話なんだけど、映画作品として面白いかと言われるとうーん🤔なところ。でも、異色の西部劇として見るのは全然ありだと思う。
妻の死を受け入れられずその遺体と過ごす息子を救う為に、父親は妻の妹をさらう。この息子の妻は父親が白人の知り合いから買った娘、その娘の母親はさらわれた先住民だった。
息子の妻は出産の時に亡くなってしまったようだが、やはり夫を愛していたわけではなくかなり恨んでいたよう。亡霊となり、夫やその父親、取引をした自分の妹まで呪い殺そうとする。
そんな、テイストの作品。
アメリカ政府のネイティヴ・アメリカン迫害、今もその問題を抱えているのは「ウインド・リバー」を見るとよくわかる。アメリカ社会の闇は色々あるけどその一つ。相変わらず、自国の闇の部分を積極的に作品にするのはアメリカの良さだなとも思いますが。
ちなみにリヴァー・フェニックスはその息子役で、だいたい一人芝居をしております。相手無しであの狂った演技をし続けられるのはさすがだなと👏