心無い周囲によって引き裂かれそうになる二人の愛、という典型も典型のメロドラマが流れるように展開されるが、窓の大きなロッジからの雪景色が美しい
うとうとした後に覚醒したらちょうどソロー『森の生活』が引用されているところだった、パーティにいる拝金主義者とソローを愛するロンの対比は今でも一定の意味を持つ気がするが、『森の生活』に描かれているような生活って当時の人にとってどういうイメージだったんだろうか
ダグラス・サークに慣れてきてしまったのか『いつも明日はある』『誘拐魔』ほどの感動はなかったかもしれない
メモ:大きな大きなテレビに鏡のように写ったジェーン・ワイマンの姿