jazzの部屋

ファイブ・バンボーレのjazzの部屋のレビュー・感想・評価

ファイブ・バンボーレ(1970年製作の映画)
3.4
「そして誰もいなくなった」を基にしたジャッロ映画。
ほぼアガサクリスティな本作はジャッロ的形式美よりモダンなセットとBGMが際立った作品で展開はクラシックなサスペンス。
しかし謎解きと言うより翻弄された人々の物語感が強かった。
第7回マリオバーヴァ監督作品。
ジャッロ風味が弱めなサスペンスで意外性は低い。
途中面白い描写は多少あるがサスペンス要素としてはストレートすぎた印象。
正直、被害者が増えるにつれて明らかに忘れられている人物がいるのは違和感を感じました。
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