さるさま

下女のさるさまのレビュー・感想・評価

下女(1960年製作の映画)
3.3
素晴らしく不気味
計算された構図のもたらす効果とサウンドの果たす役割が抜群だなとしみじみ
最後まで見た時に良い意味で「今自分が観たのはなんだったんだ…」としばし呆然とする
ファムファタール的な「女」の持つ妖しさが粘着質なほど濃く描かれてる
あらゆるシーンや要素が過剰なほど強調されてるので「しつけぇ!」とすら思うんだけど、それで映画全体は散らかってなくて、ただただでかい衝撃を観客に残せるが監督や脚本の手腕の凄さだと思う。さすがキムギヨン…
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