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下女のmihoのレビュー・感想・評価

下女(1960年製作の映画)
3.6
メンヘラ女を雇ってもうた。

メイドひとりで家庭を壊していく様は
ジュノ監督のパラサイトの家族よりも
個人の情熱が強かった。つええ。
愛とかよりもお金持ちの豊かな生活を
乗っとるという野望と人生を変えるため
に必死になっているのがつええ。

ただ、しつこいまでにすがりまくる女性や、主人公の先生に無下にされて弱る女性の描写が現代視点で観ると辛い。そして湿っぽい(これが奇妙な世界観を作っているので作品的にはポイントなのだけど)

家を買ったばっかりに...。

のちに監督が80年代に撮ったセルフリメイク「火女82」も観たくなった。モノクロでああだもの、カラーになったらどんだけエグくなるの!(期待)


最後すごいな!
階段から落ちるより急勾配な落とし!
ドーーーン!!👇

ある意味で
メンヘラはお父さんなのかも!?
(ちょっとナイナイ岡村さん似)

あとポスターかっこいいですね。
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