Jeffrey

不安は魂を食いつくす/不安と魂のJeffreyのレビュー・感想・評価

4.5
‪「不安は魂を食いつくす」‬
‪かなり大好きだわ。傑作すぎて困る。冒頭、雨宿りに立寄る酒場。外国人労働者と踊る初老の女。惹かれ合う2人、差別、結婚…本作はファスビンダーの超絶大傑作で歳離れた男女が外部による圧力で互いに力を合わせ偏見に打ち勝つ、だが文化や肌の色と言う壁が2人を悲劇的な結末へ導く…本作はカウリスマキに影響与えているように感じた。‬ 今年はヴェロニカ・フォスのあこがれに始まり先月にはケレルがBD化され今年最後の月にはライナー・ヴェルナー・ファスビンダー BD BOXが紀伊國屋から発売されフィナーレとなる。収録作は廃盤の不安は魂を食いつくす、ペトラ・フォン・カントの苦い涙、シナのルーレットの3作だ。今年のクリプレだな…
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