前から見たかった映画。面白かった。
国籍も世代も違う二人の恋愛ストーリー。移民に対する差別意識も相俟って二人は誰からも認められず、という話。
ラストがね。家出してるくらいだし、移民としての苦しみは相…
07.03.2021
02.14.2022
10.16.2025
『天が許し給うすべて』のあとで見直したが、こっちの方が断然好きだ。愛というのはどこかしら不穏で不気味なものなのだ。何かしらの力が働…
観終わった時、よくわからないと思いました。
誰の感情にもあまり深く入り込めず、「映画を観たな」という感覚が強くありました。
ただ、この映画感じる1種の疎外感は、登場人物における感情表現の希薄さを感じ…
Angst Essen Seele Auf 1974年 93分。一人暮らしのドイツ人老女エミ(ブリギッテ・ミラ)は、バーでモロッコから来た労働者アリ(エル・エディ・ベン・サラム)と出会う。20才も…
>>続きを読む映画は、年齢や人種、社会的立場を超えた愛の物語を静かに、しかし鋭く描いた作品。主人公は60代の未亡人で、孤独な日々を掃除婦として過ごしている。ある雨の夜、彼女はアラブ系の客が集まるバーで、年下のモロ…
>>続きを読む20年ほど前に夫に先立たれ、3人の子供も独立した今は掃除婦をしながら細々と生活している60歳前後のエミは、雨宿りを口実に、普段気になっていたアラビア料理の店に入る。
常連が「婆さん、人と話す機会も…
緊張感がありすぎてみていて動悸がする
人間の汚いところを基本的に映しているけれど綺麗なところも垣間見えるような感じ。
何より、視線の暴力性がずっと映っていた。暴力的なシーンは無いのに、ここまで凄まじ…
構図が本当に美しい。特に記念日にレストランで食事するシーンが印象的。
ふたりを遠くから映す場面が多い気がする。周り同様の冷ややかな視線を与えているようで少し儚さを覚えた。
70年代の人種差別を考え…
© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION