このレビューはネタバレを含みます
ホラー映画の傑作「悪魔のいけにえ」の3作目。
といっても1~2作目の続編ではなく、1作目をリメイクしたような作り。
あるカップルが旅行中ガソリンスタンドに立ち寄るとそこには見るからにヤバイ店員が。
彼女に卑猥な言葉を浴びせトイレまで覗く、終いには銃をぶっ放し、命からがらカップルは逃げるが、謎の車がカップルを追跡。
今度は車が事故り、追ってきた車からこのシリーズの名物キャラ、レザーフェイスが登場し、チェーンソーで襲い掛かって来る。
間もなくカップルは捕まり謎の館へ連れていかれるとそこにはイカれた家族がいた…
第1作目では祖父、父、兄、弟の4人編成だったが、本作では祖父(動かないユルキャラ)、父(ヤヴァイオヤジ)、母(一家の精神的支柱)、兄(実はヤヴァイ奴)、弟(一番ヤヴァイ奴(レザーフェイス))、妹(一家のアイドルだけどヤヴァイ奴)の6人編成と大所帯になった。
捕らえた人間の皮をはいでレザーフェイスのマスクにする、死体を解体して食料にする等完全にやってることはサイコパスなんだけど、家族仲は良好なようで皆で食卓を囲み、談笑する。今日のごはんは死体の塩漬けだぞ~とか、新しいチェーンソー良いだろう~とかその家族団らんの様子が結構シュールで笑える。
インパクトは当然1作目だが、グロさやアクションシーンは若干パワーアップしている。カップルの女の子と偶然出会った軍人の男がこのサイコ家族と戦い後半はホラーというかアクション映画っぽくなる。
レザーフェイスってお母さんに甘えたり妹に優しくしてあげたりするんだな…