アジア産のタウナギが住み着いてしまったとある田舎町の沼地で、脱獄囚2人を捜索していた大勢の警官がナニモノかに襲われ全滅。囚人たちはまんまと逃げ延びるのだった...
潜伏先と思われる街の住人達は何も知らずいつも通りの日常を送っていたのだが、ペットの犬が次々と姿を消し始めたことから警戒感を強めていく。しかしそれも虚しく住人たちもまた続々と行方を眩ませていくのだった...
警官と囚人...大人と子ども...男と女...肥満体とぽっちゃりと中肉中背...雇い主と従業員...ご近所さん...博士と学生...
元夫婦...友達以上恋人未満...友人...セックスフレンド...恋人...夫婦...男1人女2人...男3人女1人...
人間と犬(動物及びペット)...人間と食料(肉など)...果物とペットフード...ステロイドとぶどう糖...ぶどう糖と砂糖...
沼地とトイレとシャワーと床下と...
それはそれは複雑怪奇で、時に意味不明理解不能な人間社会と人間模様をまざまざと魅せつけながら、それらを一緒くたに一様に襲撃してくるリヴァイアサン(タウナギ)の姿を以て、その土地特有の生態系を一切考慮しない外来生物の危険性を訴える試みには感服。
ただ、ウナギである必要性や必然性がこの作品内に観られたかというと、どうなのだろう・・・
「メガスネーク」(2007)...