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黒部の太陽のJumblesoulのレビュー・感想・評価

黒部の太陽(1968年製作の映画)
3.0
黒部第四ダム建設の第一段階である、トンネル工事の実録もの。
驚くのが当時では最大級と思われる規模の工事を重機を少し使っているとはいえ、殆ど人海戦術の手作業でやっている点。補強用資材も木材ばかりじゃ、落盤事故も起こりますよ。
クライマックスであるトンネル開通時の、無数のヘルメットが圧巻。極めつけはヘルメット酒!
全体としては三船敏郎の娘の難病エピソードや、事故死したと思われる寺尾聰に、辰巳柳太郎のブッ飛んだキャラは必要だったのかという気がしないでもない。
石原裕次郎は途中から人相が悪くなり、七曲署の刑事課長みたいになるのは、この頃から病気と石原プロの借金に悩まされていたからだろうか。
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