とにかく面白かった!
ナチスを狩るレイン中尉率いるバスターズ側、家族をナチに殺され復讐を計画する映画館主のショシャナ側。この2つが最後に一つになって、どかーんと終わる。
劇中で両サイドは特に交わることは無いが目的は同じで、最後にはそれぞれが重なって化学反応を起こして、大爆発するという流れがすごくクールな感じがした。夢中で見てしまった。
クリストフ・ヴァルツの演技がすごい。イーライ・ロスもハマり役だと思った。
第一章で、家族を殺されたショシャナが走り去る姿を捉えたショットが印象深い。ドア枠をフレームにしていて、これはフォードの『捜索者』を思い起こさせた。
ショシャナがプレミア上映会に備えてメイクアップするシーンがかっこよかった。PVを見てるみたいにキマっていた。
酒場でのシーンなど、サスペンスの持続というか、ずーっと緊張感を感じさせる演出もすごい。