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日本のいちばん長い夏のmhのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い夏(2010年製作の映画)
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半藤一利が企画した座談会と、その著作「日本のいちばん長い夏」を、文士劇スタイルにしたもの。
案内人がかの座談会について半藤一利に取材。述懐がはじまるとそのマンモス座談会が蘇るのだった。
演じてもらった著名人、論客には、それぞれの戦争体験もインタビューしているというかなり凝った構成。とはいえかなり見やすくできてて、NHKっぽいなぁと思っていると、まんまNHKのコンテンツだった。
終戦間際にあったボタンの掛け違い、ポツダム宣言受諾すんのにソ連を通して話をつけようとして無駄に時間を費やしていたり、ヤルタ会談の密約を日本人はしらなかったことなどを、わかりやすく説明してくれる。
びっくりしたのは「日本のいちばん長い日」の引用元にもなっていること。こっちが先なのか!
湯浅弁護士が演じる迫水久常が雰囲気あってよかった。
田原総一朗は田原総一朗すぎてて草だった。
面白かった。
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