このレビューはネタバレを含みます
その…あたしのような大馬鹿もんには、最初の自殺した現夫が亡くなるまでの、舞台で云う第一部は、大変申し訳ないのですがどうしてもコントに見えちゃうのよ･･･。棺桶のシーンなんてまさに･･･。なのに「愛の寿命は半年」とか、いくらあたしがおばはんだとはいえ、さすがにウケちゃうような台詞が腹が痛くなるくらいびしばしくるくる(笑)それでいて、「真の愛とは？宗教っていったい？？女と男はどうあれば幸せになれるのか？」っていう大真面目な問いの前に、世の建前をばっさばっさと成敗していく感じ。う～ん、厳しいのね･･･。第一部では結婚行進曲のしつこいさに笑いながら、頭の中で某CMの「亭主元気で留守がいい♪」がぐるぐる回っていたあたしも、さすがに最期には多少渋い顔になってた(はず)。「結婚は人生の墓場」ですか･･･こりゃ出口がありまへんな…。世代間格差＆監督の超絶センスでもって、大爆笑と人類始まって以来の大きい？の狭間で、毎回充実した時間をありがとう。もちろん「女ででえらい目にあったんかねぇ」とも思ったけど(笑)。あ、舞台劇の苦手な方にはあんまりおすすめしません。
