スプーン

飢餓海峡のスプーンのレビュー・感想・評価

飢餓海峡(1965年製作の映画)
5.0
善行によって足が着き、
善行によって追い詰められていく男の、宿命劇。

『罪』の持つやるせなさ、『罰』による終幕があまりにも無常。

主人公の周りで大きく渦を巻いていたのは、
人ひとりでは到底逃れる事が出来ない、何かの力。

すごいものを観てしまった。