3時間超の大作。当時のスピードで進む展開が意外と心地よい。人間を描きたいのならこれぐらいのテンポが一番良いのでは。
貧困故に強いられた過酷な人生に抗う主人公の単なるピカレスクロマンではなく、貧困を受…
中盤「うわーあと2時間もあんのかぁ...」
とゲンナリするほど主人公が誰なのか、事件の謎は予想がつきつつも小出しに解明され、娼婦との出会いによる足取りを追った刑事の苦労は何処へやら突然のタイムスリッ…
日本映画100余年の歴史の中でも屈指の濡れ場は、その後殺人の場面としてリフレインされることが全く違和感がないほどに狂おしく、奇跡的な愛おしさがある。
演出0.9
人間0.9
構成0.8
驚き1.…
重厚、長尺の邦画の名作。昭和22年の函館で起きた事件が10年後の昭和32年に運命が繋がる。
序盤の函館の質屋の強盗殺人と大火、青函連絡船事故の身元不明死体を追う弓坂刑事(伴淳三郎)、中盤の下北での…
三国連太郎は遭難した船に乗っていたんじゃないのね。私、勘違いしてた。あの遭難事件の騒ぎに乗じて仲間と海峡を渡ろうとしたんだね。仲間2人を殺したかどうかは不明のままだけど。全体的に骨太な感じ。監督は内…
>>続きを読む圧倒的な“業”を突きつけられる重厚な人間ドラマ。犯罪映画の枠を超え、戦後社会の貧困や格差の中で揺らぐ真実や信頼の危うさに強く引き込まれた。主演の三國連太郎が体現する人間の欲望と生存の執念は凄まじく、…
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