飢餓海峡の作品情報・感想・評価・動画配信

「飢餓海峡」に投稿された感想・評価

おぐり

おぐりの感想・評価

4.5
2021-12-01 ぽすれん
みごたえあったけんど …長かった
中学生のときポスターみたよ
どんなハナシかは 今日まで知らなんだ
伴淳さん いい味だしてるね〜
佳子

佳子の感想・評価

3.8
「貧乏人の金に対する恐ろしいほどの執念と反抗。これは極貧の味を知らないものには分からないんであります。」

今年の夏上司から勧められて、2回ほど観ようとしたのですが、前半20分の何が起きてるのか分かんないとこで寝落ちしてしまいました。3時間の長さゆえなかなかそこから手が出ませんでしたがやっと今日最期まで観ることができました🤣🤣今年200本目です。

若き日の三國連太郎。
彼の演じる極貧から立身出世した男の哀しい生き様を描いた作品だった。

戦後10年くらいの日本の現実。
配給手帳という言葉や、弟妹の為にそれを田舎に置いてきたという言葉。
娼婦をしながら、家族を支えた心優しい八重が、狂ったように彼に取り縋る姿も辛かった。

戦争も知らず、飢えたことのない私には遠い日本。偉そうに何か語ることはできないのですが、やはりこの頃に比べると格段に豊かに幸せになった日本で、みんながそれを幸せだとは感じず当たり前だと思ってしまっていることを申し訳なく感じた。わずか数十年前までは食べるものがない、着る物がないという貧困を誰も助けはしないことが当たり前だったことを私たちは忘れずにいたい。

2021-200
三國と健さんの対峙。力ある。
描き方がかなり丁寧で、少しずつ物語をビルドアップしていき中盤で一気に走り出すが、終盤はだいぶ間延びする印象。全体あと30分短ければ。。
親父にお金握らせるシーンは絶品でした。このシーンのためだけにまた観るだろう。
悪いことをするとすべて巡りめぐって
自分に帰ってくる。
長尺で見ごたえあった
11月14日丸の内TOEIにて鑑賞。大筋は冷酷非情な凶悪犯を警察が追跡するという、シンプルなストーリー。戦後間もない日本の生活が終始リアルスティックに描写されていたり、無垢な女郎の無償の愛を前にした凶悪犯がついに崩れ落ちる様だったりが、本作を一味も二味も違う映画にしていると言えよう。長尺を感じさせない作りなのもすごい。
あやね

あやねの感想・評価

3.5
この時代の映像技術で出来る輪郭抽出フィルタ?
みたいなの使ってて、今で言うとCGとか使うみたいな感覚なのかなと思った。
この映画の特徴なのかこの時代の映画の特徴なのかは分からないけど、結構心情を言葉にするんだな〜と思った。
泥臭くというか、綺麗なとこばかり描く映画じゃなくて、日常に根差してる感じが映画としては新鮮だった。
戦後の北海道岩内で起きた放火殺人事件。そしてその日に起きた台風による青函連絡船の転覆事故。
青森では、とある男との一夜の出会いが一人の娼婦の運命を狂わせる。。


映画はモノクロでもグラデーションが素晴らしく、写真のセピア調ならぬモノクロ調の映像なのでカラーに見慣れた目でも使用に耐えれます。

この映画の背景にある青函連絡船の転覆事故はタイタニック号の事故に劣らないほどの惨劇だったとか。
戦後の生活や史実を交えたクライムサスペンス映画だけに、凡庸な映画には納まりきらない「醜」な内容でした。

身体を売ることで家族を養うのもあっけらかんな娼婦。
そこに一夜の出会いで渡された大金。
普通ならおかしいと勘繰るのに、いい人と思い恋い焦がれる。。

人の持つ荒んだサバイバルな貪欲さがいたる所に存在する世界。
その中でも秘めた女としての真心の、余りに浅薄な恋路に不憫を誘われます。
飢餓海峡の飢餓には当時の物資の無さもさることながら人の心の荒みも現してるとか。。
しかし、この娼婦の愛情への飢餓とも個人的には思えました。

更に吹け逝く容赦無い現実に翻弄される様は、台風の青函連絡船そのものだったかもしれません。

こういう昭和濃いハラワタ映画はもう現代では撮れる人はいないかもしれません。
今では出来ない時代を間の当たりにしたい人にはお勧めです。
ひと

ひとの感想・評価

3.7
3時間の大作で見応えあった。
昔の日本の風景が見れてよかった。
三國連太郎さんの迫真の演技が素晴らしくて見入ってしまった。伴淳三郎さんいい味出してた。
若かりし高倉健さんいい感じだった。
また観たい作品。
芳太郎

芳太郎の感想・評価

3.8
これも想像してたよりもずっとエンターテイメントだった。
ストーリーもそうなんだけど、表現方法が、キャラの感情を説明するために独り言を言わせたり、考えてることを明示するためにモノローグを使ったり、想像や回想を映像で見せたり。
いわゆる映画的な表現のタブーと(今は)されているようなことを平気で用いて、けれど重厚な作品に仕上げている。そのことはある意味で、その表現自体が物語をチープにするのではなく、物語自体が薄いからチープになるということを表していると思う。
この映画においては、役者の引き込まれるような"マジな"芝居も相まって、その薄さはまるで感じることがなかった。

あとエンターテイメントというと、撮影もかなり印象的なショットが多かった。特機を用いた長いワンショットであったり、ここぞとばかりの役者の表情へのトラックアップ。観客を楽しませ、没入させる工夫が随所になされていた。
内田吐夢監督の渾身の映画。16mフイルムが効果的で画面がザラツキ感が混乱の戦後かいい。伴淳三郎のいい味を出している「あんたの歩んだ道には草木も生えとらんですか?」
ワンカット長いシーンでセットが効果的に使われている。
最後のシーンで手錠が外されいますが、あの終わりになると思ってました。原作も読んでみますかね。
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