あゆぞう

潮風とベーコンサンドとヘミングウェイのあゆぞうのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キューバ移民で紳士的なウォルト(ロバートデュバル)、海軍あがりで粗野で女と酒の好きなフランク(リチャードハリス)ふたりの老人の織りなす物語

基本はほんわかしたコメディタッチながらなかなか味わい深い作品

ウォルトのカタコトの英語や移民らしい身振り手振り、フランクの下ネタが好対、その設定が絶妙

「スピード」でブレイクする前のサンドラブロックとウォルト、シャーリーマクレーンとフランクの距離感が切ない

特に夕方、朝、夜のシーン、アメリカ映画の昔懐かしいリッチな光

海辺、フランクのアパート、スナック&カフェ…光の名シーンいくつか

映画館でかかってたのはスティーブマックィーン「華麗なる賭け」あたり

日本では劇場未公開、だからか邦題、字幕ともによくない、ひどい

原題の意味はヘミングウェイの晩年を思うとなんとなくわかる気がする

あるていどヒアリングできるのであれば字幕をガイドに英語に耳を傾けたほうが2倍3倍楽しめる

それくらいセリフまわしが楽しい

ロバートデュバル、シャーリーマクレーンは今年公開作品があるらしいが、リチャードハリスはハリポタ2作目公開の年に逝去…R.I.P.

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