クソまどろっこしくて120分が永遠に感じるタイプの作品。家族を捨て金鉱掘りに人生を捧げたクマみたいなおっさんが、20年かけて遂にそれを発見し、大金持ちになって行方不明になった娘と、相棒だった故人の息子を探し出そうとするお話。すれ違いに次ぐすれ違いが続き、当然若い二人はそうとは知らずに自然にイチャコラし始めて最終的に「まぁ！」みたいな。金があるとこには当然悪者が沢山集まって来るわけだが、別に面白い奴が出てくるわけでもない。ラストの銃撃戦はめちゃくちゃ邦画っぽい、日活とか東宝ニューアクションテイスト、らしい。山での会話には律儀にエコーがかかる。銃刀法違反の概念が無い世界。