バレンタイン

宮廷画家ゴヤは見たのバレンタインのレビュー・感想・評価

宮廷画家ゴヤは見た(2006年製作の映画)
3.4
原題が『Goya's Ghosts』で、邦題が『宮廷画家ゴヤは見た』っていうのは良いような悪いような。間違いじゃ無いんだけどミスリード。

主人公がゴヤじゃないのでびっくりしたんだけど、主軸にあるストーリーがそんなに面白くない部分も含めて、まあゴヤが見ていた世界というか時代背景を描いたということで面白かった。

宮廷画家でありながら風刺を入れたりする反逆者的な部分と、世渡り上手な部分もきちんと描いていて、人となりを的確に表現していた。

戦争の悲惨な状況を目の当たりにしたからこその『戦争の惨禍』や『黒い絵』だったということで納得できたかなあ。
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