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宮廷画家ゴヤは見たのyaaaのレビュー・感想・評価

宮廷画家ゴヤは見た(2006年製作の映画)
4.0
歴史にもてあそばれた私たち。激動のスペイン編。

重厚に展開はやく、そして小難しいこともなく波乱万丈で総じておもしろい。
が、もっともっと煮詰まった感じでも観たかった。

宮廷画家として成功しても、作品にシニカルな要素をいれる茶目っ気たっぷりの聴力を失うゴヤ。
お嬢様であるがゆえ目をつけられバイオレンスの世界へ放り込まれ浦島太郎状態のナタリー・ポートマン。
顔面力とともに人間力も高い世渡り上手だった、悪魔に見えるハビエル・バルデム。

キャラに付属するエピソードが濃すぎてそれだけで一本観てみたい。

テーマは宗教ってなんですのん?それって幸せになれますの?ちょっとまってカトリック。

狂ってるほうが幸せかもよっな感じはミロス・フォアマンのダイナミズムを感じる。

それとあの人のウォーキング・デッド感はすごいでっせ。
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