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いぬやしきのyaaaのレビュー・感想・評価

いぬやしき(2018年製作の映画)
4.0
邦画のユルユルな感じやろと思ってたら、なかなか楽しめた。
二時間に収めてある脚本も結構凄いんではないか。
見易さとしての家庭でも居場所がないお父さんが人々の為に闘うというベタではあるがその倫理観が安心感を与えてる。が、商品としてでなくて作品としての強大な力を得た時の本音としての無礼講、悪いことをするのも人間という強烈な所も描いていて、それが物語上の悪役の味付けでなく、クソみたいな世の中VS俺みたいな怒り的なことが結構やりたいのかなと。それなりにマイルドにコーティングされてる所はある意味商売上手な。
SFアクション大作でシネコンでかかる映画ながらかなり邪悪でチャレンジングな映画だと。
それとキチンと機械に変貌するとか、街を破壊する、壮絶な闘いというのが画になっていて誤魔化されず視覚的に見れるのは凄い。
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