意外にイーライ・ロス監督ってこれまでド直球のスラッシャー映画って無かったのね。ですが、なかなか良い意味で悪意充満の映画で期待を裏切らない。
「グラインドハウス」からの予告編からどんなものになるんだろう>>続きを読む
抗日戦を描くということで重いものを予想してたが、クセのある登場人物が入り乱れる大陸を舞台にした冒険小説を映像化したようなエンタメに寄ったものだった。
それはそれで面白い。
「あの映画の主演の人や」と豪>>続きを読む
最近、怪談の動画観るのにハマってますが、まさかウィリアム・フリードキンで怪談の映画化(本当は舞台劇)があったとは。アメリカンな人怖の怪談に都市伝説ぶっこみシンプルイズベストみたいな作品。
怪談の映画化>>続きを読む
2024年邦画最前線を観る。
シャバは善き人ばかり、なんとなく話の筋わかるよねえ、重要なこと忘れないで、と完璧な作品感ないけど「信じる」という熱い感情を主軸に持ってきて、横浜流星さんの朴訥ながらも変幻>>続きを読む
一瞬、カメラオペレーターから一年ちょいで大作監督になるって設定の内幕ものってチャラいなぁと思ったが、そんなことどうでもいいかな?と思わす程キャラの魅力が浮き立って来て観てられる。
ズタボロながらサムズ>>続きを読む
芸人さんが「すべって怖い思いした」的なエピソードを話してるのをよく聞くが、どんな感じなんだろうかと思うことがある。
観てるだけだが、そのような気分が体感できる?ような作品だった。
フリがあってボケがあ>>続きを読む
予告編のなりふり構わないアクションを観て「おおっ!これは⤴️」と誘われて本編観るが「おおっ!これは⤵️」と期待値上回ることなく、予告編のありがたみ(騙し度)を十二分に感じる作品。
韓国映画に迫る熱さは>>続きを読む
前作が凄いスピードで流れる車窓から、あり得ない世界を目撃して「何コレ!!」の驚きの連続だったが、本作はあえてゆっくりとなんなら歩きながら史跡の看板読んで、そんな成り立ちなのねとディテールをたっぷり楽し>>続きを読む
なんかタイトルで損してる感じが。
とびきりオリジナルな映画ってことないがゾンビ映画の最新版としてはそれなりに楽しめる。
色んなゾンビ映画、ドラマのネタパクリ感強いがその取捨選択が上手い感触。
場所の展>>続きを読む
有名女優さんの乳がポロンポロン弾ける文芸モノかと思ったら、土佐の任侠一家が時代に併合せず滅んで行く様を描いた「ゴッドファーザー」のような有り様。
仲代達矢さんの馬鹿な父であるはずが、役者の個性とも言え>>続きを読む
「ロングレッグス」観たいなぁと思い、それまでの繋ぎとしてマイカ・モンローさん主演の本作を観る。
夫と二人きりでルーマニアにやって来るモンローさん。夫は新天地で頑張って働くが、昼間独りぼっちのモンローさ>>続きを読む
酷い書き方をすれば、ビートルズにおんぶにだっこの印象が強いが、現在観れるバージョンにはオリジナルのビートルズがないが、意外や意外に無くてもそれなりに面白い。
最初のベタな演出に画面もそれなりな感じがし>>続きを読む
おかずの具がパンパンに詰まって蓋がすこし浮いてるぐらいの幕の内弁当の如く、ヒッチの「裏窓」みたいな張り込み、招かざる訪問者、監視対象者が気になる、近所付き合い、幼稚園の送迎バス…「団地」映画的ネタがパ>>続きを読む
むせ返るような加齢臭が漂ってきそうなおっさんザムービー。
色気殆どない画面続くが、その分裏切り、謀略、相手馬鹿にする…のどす黒い感情ばっかり渦巻くハイ&ロー、一発逆転が炸裂する。
60分ぐらいの尺が丁>>続きを読む
30歳で婚活する女性が結婚相談所に意を決して飛び込んで、その活動の中で自分自身を振り返る的なラブコメかなと思ったら、違った。
ジャンルで言ったら重喜劇?犯罪物?ホラー!
芦川いづみさん主演の毒ないピー>>続きを読む
ギャレス・エドワーズ監督ってモンスター映画が軸足だと思ってたら、実は「泣けるSF映画」も軸足だったのね。って感じでゴリゴリのSF描写上手いし活劇だしということで再度「ローグ・ワン」観たような印象。
泣>>続きを読む
楽して稼ぐ転売ヤーや責任から逃れる若者の寒い時代を描く社会ネタの映画だったり、悪いやつなら殺してもよいという崩壊した価値観の映画だったり、恐怖の大魔王とその忠実な家来の長い友情の始まりを描いた映画だっ>>続きを読む
一昔前ならブルース・ウィルス、今ならジェラルド・バトラーが出るようなハリウッド大作的な作品が今や韓国映画として成立してる凄さ。
内容は置いといて画面的には何の遜色もない。
話もある種振り切り過ぎて「ニ>>続きを読む
説教みたいなタイトルにドキッとするが、競輪にのめり込み過ぎて焼け野原になる人々の映画。
内容的に暑苦しい画面なのかなと思ったら、かなりクールでアート寄りな作風。午前中で3シーンぐらい余裕で撮れそうな所>>続きを読む
今では大御所である監督、脚本、撮影、音楽の面々で「サスペンス」を作ったと言うより、「ヒッチコック」を作ったみたいな映画。
バーナード・ハーマンの音楽が荘厳に鳴り響いて、うるさいちょっと手前であるがこれ>>続きを読む
SFならではの映像表現が「ショボ」とか思わなくなり、訳のわからない世界観でもすんなり没入できる。
前半の砂漠の民の所なんか、実際の部族潜入ドキュメンタリー観てるみたいで「ほうほう…」と妙に納得してしま>>続きを読む
ダリオ・アルジェントのアメリカ映画。ということで観やすい映画ではあるが「なんじゃそれ?」のクセは薄まってちょっとパンチ弱い。
トム・サヴィーニの特殊メイクも悪くないけど、あっさりで少々期待ハズレ。
や>>続きを読む
冒頭のスイスの田舎で今にも嵐が来そうな中、ツアー一行の女の子が乗り合いバスに取り残される不気味なシーンが「こんなずさんなことがあるのか!」と呆れと不穏な様子が入り交じってなんとも最高。その呆れと不穏な>>続きを読む
ゾンビ映画の名作。
正直、若かりし頃の初見の印象は生き残った人しゃべってばっかりでつまんねえーなぁだったが、時を経るとこの「しゃべってばっかり」の所が意外と面白い。町内会の会合で起こるいざこざみたいな>>続きを読む
石原裕次郎さん扮するカメラマンが「東京」を好きなように撮ってきてと依頼される話。
冒頭から「ギャー」と捲し立てられるような騒々しさとスピード感でかなり煽る。
東京都内を縦横無尽に写真撮りまくる話なんじ>>続きを読む
題名からゴダールの映画というよりも、タランティーノの昔の制作会社の名前であるという所で興味あり、その系列で日本の怪談師のいるバンドの名前の由来でもあるという影響力。
男二人と女一人による安い犯罪モノと>>続きを読む
口裂け女×ヤンキー。
ホラーとしたら怖くはないし、主人公の倫理観に?な所もあるんだが、観終わった後の爽やかさが妙に新鮮。
真似事ヤンキー三人組のワチャワチャが結構アホなりに楽しい。
三人組の女の子なん>>続きを読む
もっと観られてカルト化したらいいのに!
ブルースの伝説的生証人とジュリアード音楽院に通う坊っちゃんがミッシシッピーを目指すロードムービーで旅の道中で路上での経験をとおして「ブルース」とはなんぞや?を習>>続きを読む
「鬼ごっこ」の映画化。
早歩きから王道のトム走り、車、バイク、列車と、もうスパイ映画であることを忘れたかのようにアクションシーンはひたすら追っかけこ。
色んなシチュエーションで同時タスクでこんがらさせ>>続きを読む
本木雅弘さん演ずるグズ男の蠢きがなかなか面白く、監督って本木さんのことをそんな風に見えてるのから?キャスティングしたのかと邪推するほどハマってる。
話は次第に赤の他人と接するうちに人間性を取り戻してい>>続きを読む
話の運びは置いといて、シーン毎丁寧に撮られてるなの印象。
ワンシーンしか出てこないのに見たことあるの有名俳優さん達も贅沢感煽る。
もうある種の楽しみでもある伊丹映画みたいな突然ぶっこまれるエロシーンは>>続きを読む
SFやホラーのジャンル映画で自分の色気全開でちょっと観てる側置いてきぼりでファールフライ多めの印象(そんな所が好きです。)のアレックス・ガーランド監督ですが、今回はようやくフルスイングがバッチリ決まっ>>続きを読む
核汚染から被害の及ばない山奥の谷に一人女性が暮らしている。そこに一人の科学者の男性が現れて…とサバイバルな映画かなと期待したら、まさかの恋愛リアリティーショー?
男と女がいたら興味あることの最大公約数>>続きを読む
公開当時一世を風靡した映画ですね。ノンリニア編集なんか採り入れて邦画最先端のイメージあった。
ようやく観てみた。
淡い青春の思い出?と思いきや喪の仕事を描く。岩井作品ってうっすら「死」のイメージあるが>>続きを読む
紀里谷監督引退なんかしなくてもいいのになぁが本音。
陰惨な日常から始まって、どうすれば世界は救えるのか?の大風呂敷を広げていく映画で、最初なんか岩井俊二監督が出てるにもかかわらず岩井作品と間違えそうに>>続きを読む
貧困についてのルポルタージュのような講演会を見に来たのに、帰りは人情もの落語会に迷い混んでしまった「ハッ」とする思いとともに、コレも映画の在り方だなと満足の気分。
2020年の渋谷ホームレス殺人を元に>>続きを読む