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にっぽん’69 セックス猟奇地帯(1969年製作の映画)

4.0

1968年のサブカル、風俗を西村晃さんの硬質なナレーションとともに望遠レンズで覗き見る。

冒頭の横尾忠則のタイトルバックからかっこエエなあと快調なスタート。
唐十郎の赤テント、グッチョグッチョの美容
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徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑(1976年製作の映画)

4.0

拷問をみせつける。
まあ、胸糞悪い映画ですね。
見世物的とわかっていても楽しいもんではないですね。

が、やっぱり撮影所で撮ってるだけあって結構しっかり作ってある。
うんこ描写があるんですが画面から臭
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カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

4.0

19世紀のドイツ。
16年間牢屋に閉じ込められていたであろう変な人?をヘルツォークという変な!監督(褒めてます)が描くと変な映画でなくて非常にシャープなエッジのたった映画ができた。

淡々と進むその流
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夜汽車の女(1972年製作の映画)

4.0

予想を裏切るとはこれのこと。
但し、華麗などんでん返しはない。

考古学者を父にもつ裕福な姉妹。
おねえさまが大好きな妹は日々遊び呆けている。
そんなある日、父親劇推しの婚約者が現れ大好きなおねえさま
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アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー(2012年製作の映画)

4.0

あーくだらない。
あー馬鹿馬鹿しい。
あーアホみたい。悲しい色やね。
ロジャー・コーマンの看板に偽りなし。
けれど分かって観てるから、まぁそんなもんでしょ。

チアリーダーが巨大化していくサイズ感がな
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不倫日記 濡れたままもう一度(1996年製作の映画)

4.0

ロマンポルノやピンク映画を観る楽しみは「やらしい」以外にお金のかからないアナログな手法でとてつもない映画的なファンタジックをたまに目撃できることである。
今回は小林政広さんの脚本。

主人公は新妻で都
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(秘)女郎責め地獄(1973年製作の映画)

4.0

やい。やい。やあい。江戸っ子風に。
ロマンポルノの洒落た作品とか、中川梨絵さんがかわいいとかで済ますのはもったいないではないか。

一発百文(高いか安いかわからない。多分激安)の女郎屋。ついた客が次々
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陽暉楼(1983年製作の映画)

4.0

古巣のテレビ界を飛び出し映画界で一人やっていくと決めた背水の陣ならぬ背中に刺青いれて挑む五社監督。
まあ、その強い思いは伝わります。

喜怒哀楽の怒哀が全面推しの芸者の生きざま。壮絶ですねえ。
現在の
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0

「事実を元にした」捏造ではない、映画的味付け。
裁判や交渉の小難しいやり取りのわかりやすい展開。
ふとした描写でみせるキャラのバックボーン。
スピルバーグだからこそ出来る壁が出来ていく東ドイツの再現性
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厳重に監視された列車(1966年製作の映画)

4.0

未だ自分自身で撃ったことのない駅員の青年が、絶好の機会で発砲できずしかも早撃ちの名人と知り絶望し死にきれず、悶々としてたところで元サーカスのお色気師匠に弟子入りして見事大きな花火を上げる話。(ほぼ嘘)>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

もっと残虐な映画かなと思ったら、意外と親切丁寧でわかりやすい構成で戦争秘話というよりも信念を曲げない男もしくは狂気をはらんだ男の映画であった。

きちんと前ふりがあって落ちがあるという組み立てで、前半
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サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)

4.0

昭和の時代。「チャーハン」を「やきめし」と呼ぶ頃。
女性史を研究するファショナブルでアーバンな栗原小巻さんは九州・天草で外国へ出稼ぎに行ったという老婆に出会い彼女の元に住み込み、山谷初男に野原で穴掘っ
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

これだけの有名キャスト、ちゃんとしたホンヤがいるのであればもっと物語的にか~るく面白い方に振れるものを、劇中の柳楽さんに突然殴りかかられるように暴力だけを見せつけられて「なに?なに?どうゆうこと?」と>>続きを読む

X-コンタクト(2015年製作の映画)

4.0

「遊星からの物体X」や「エイリアン」の出来損ないとはなからわかっていておおらかな気持ちで観てもやっぱり出来損ない。
まあ、おもろないですね。
それにヒロインがいまいちなのはジャンル映画で致命的ですね。
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マインズ・アイ(2015年製作の映画)

4.0

ハリーポッターの偽物が黒い、いやグロい魔法を使う映画。

話は行って帰ってくるだけ、ロケ地も普通の民家と低予算のクソ映画の体裁だが、なぜか飽きずに最後まで観れる。
頭パカ~ンとかが適度にあるからか。
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レジデント(2015年製作の映画)

4.0

北欧のゾンビものってことで、まあ立て籠る部屋とか内装とか食器とかなんかお洒落ですね。

けど、見た目綺麗なんですけどスカスカな感じも。

僕の家から見たパンデミックというのが多分売りなんだろうし、実際
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全身小説家(1994年製作の映画)

4.0

自分の人生にまで一筆いれてしまう小説家・井上光晴さんに振り回される映画。

開始早々自分の主宰する小説講座の一般市民の方々に白塗りの女装でオリジナルの不気味な舞踊を披露したかと思えば、正月先輩の家で楽
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FAKE(2016年製作の映画)

4.0

ボ~っと観てたら表向きは世間からバッシングされる中、夫婦二人だけお互いを信じあって己を取り戻すまでの美しい記録にみえる。

あくまで表向き。

監督・森達也と格闘するつもりで観たら、これまた心底意地悪
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.0

「おわかりいただけたろうか。」と雪だるま式に膨れ上がる複雑な怪談しりとりについていけてるかどうか、あの中村監督のナレーションで問うてほしいし、黒みの中に蠢く何かをリプレイしてほしいと思いました。

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感染(2004年製作の映画)

4.0

本作は寛大な心で「失笑」を受け入れるならカルト化するほど評価されてもよいと思う。
「恐怖」が売りの由緒正しいJホラーの血統ながら「恐怖」を通り越して「気持ち悪い」をたぶんに絡めて「笑い」一歩手前まで突
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4デイズ・イン・イラク/カルバラ イラク戦争・奇跡の4日間(2015年製作の映画)

4.0

基本プロットが「要塞警察」!
で実話。

2003年アメリカはイラクに派兵。
ポーランドとブルガリアもアメリカ兄貴に睨み効かされて多国籍軍として参加。ボロ装備のポーランドとブルガリアの混成部隊はカルバ
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カサノバ(1976年製作の映画)

4.1

今や絶滅した「秘宝館」の実写化。
文章にするとカサノバの私が抱いた女達、いやいやカサノバの変態SEX回顧録。
それが見事にエロくは無い。
むしろ壮大、荘厳、悪ふざけ。
人の顔から海での大嵐まですべてが
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エスコバル 楽園の掟(2014年製作の映画)

4.0

カルテルもののデル・トロさんってただでさえ怖いのにそれが彼女の叔父さんって。どんだけ恐怖の包囲網なんやと。

その顛末は主役のにいちゃんの終始ひきつった笑顔が物語る。

ひきつった笑顔が倫理観に揺れる
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

4.0

ブレイク・ライヴリーさんって偉いですね。
ある種もう成功されてる女優さんではないですか。
それが劇中ほぼ、半ケツ、ちっちゃい水着でいやらしい視線を一手に引き受ける。
天晴れです。

ワンシチュエーショ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

4.0

あれ?!
意外と楽しめました。ウィル・スミスが娘の信頼を勝ち取る為に奮闘する話として。

やっぱりそんなんじゃなくて、全員が誰も信頼しなくて終始裏切り倒してすきあらば逃げようとしているとか、バットマン
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犯る男(2015年製作の映画)

4.0

「シン・ゴジラ」で政治記者として結構見せ場あったんじゃねえの川瀬陽太さん主演。
ピンク映画のエロシーンを削ってレイティング落とした本作。
去勢するようなことどうすんの?ピンク映画でダークなことやるから
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

5.0

「ゴッドファーザー」が新進気鋭の音楽家が挑むオペラか交響曲ならば
「グッドフェローズ」は百戦錬磨のスタジオミュージシャンによるバンド。
超絶プレイ(なが回し、ストップモーション…)をそこらじゅうに駆使
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

敵のラスボスがビーム出してビルがどっかんドッカン崩れ倒すような映画かなと思っていたが、いきなり冒頭から「ヒーローによる意図しない一般市民の殺害」という重いもの投げかけてきてなかなか攻めた作品だなと。>>続きを読む

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

4.0

二作目ともなると本編と特撮の兼ね合い(樋口監督に任せといたらよい)や自衛隊の撮影時の動かし方(押井守がやるんだったんだって?!)もわかってきたのか慣れてきたのか。
なんか余裕が見えてきます。
その証に
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

4.0

「シン・ゴジラ」はテンポもよく、恐ろしいし、やっぱり面白いと思う。
けれど何か学級委員的な真面目さというか堅物さは否めない。
で、「シン・ゴジラ」登場までわかっている怪獣映画として王座を守り続けたガメ
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PAN ネバーランド、夢のはじまり(2015年製作の映画)

4.0

監督ジョー・ライトといえば文芸モノ(つぐない)でとてつもない長回しをぶちこんだり、サントラがケミカルブラザースだったり、全体は手堅く作るのでここだけわがままさせてみたいな控えめな俺主張が程よくアクセン>>続きを読む

若者のすべて(1960年製作の映画)

4.0

おおっ!
ヴィスコンティのボクシング映画。
まあ、そんな勝ち負けだけの単純な映画ではない。田舎から出てきた若者たちの成功と挫折。
けどそんなあまいものでない。
一見、悪い人と善い人の話にも見えるが、白
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地獄(1979年製作の映画)

4.0

エクストリームな横溝正史もの。

姦通の罪で地獄に堕ちるという簡単な話なのだが、地獄に堕ちる前の生前の話がキョーレツというかアクセル全開というか、真面目に観たらダメなやつ。予定調和がないので「一体何事
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ハードコア(2015年製作の映画)

4.2

コレいい。気持ちよい。
あんまり声だかに言うと品性疑われそうですが。
「キングコング髑髏島の巨神」が男子にとっての少年誌みたいな面白さならば「ハードコア」は青年誌みたいな面白さ。

観る前は「諸刃の剣
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.0

怖がるゾンビ映画というよりは楽しめるゾンビ映画。

最初、もたつくなぁと思うがその後は展開早いし場所もコロコロ変わって一気に見れる。
立て籠り、脱出みたいな内向的でなく青春ゾンビ(何それ)としてノリノ
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青い体験(1973年製作の映画)

4.0

イタリアの世界的名シェフの作るラーメン。
麺の上に並ぶチャーシュー、しなちく、ネギの放つ色の艶やかさ。見栄えの良さは味を忘れさせる。
麺はラウラ・アントネッリのむんむんする色気で歯ごたえ十分。
そのか
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