yaaaさんの映画レビュー・感想・評価

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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

「鬼ごっこ」の映画化。
早歩きから王道のトム走り、車、バイク、列車と、もうスパイ映画であることを忘れたかのようにアクションシーンはひたすら追っかけこ。
色んなシチュエーションで同時タスクでこんがらさせ
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

本木雅弘さん演ずるグズ男の蠢きがなかなか面白く、監督って本木さんのことをそんな風に見えてるのから?キャスティングしたのかと邪推するほどハマってる。
話は次第に赤の他人と接するうちに人間性を取り戻してい
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

4.0

話の運びは置いといて、シーン毎丁寧に撮られてるなの印象。
ワンシーンしか出てこないのに見たことあるの有名俳優さん達も贅沢感煽る。
もうある種の楽しみでもある伊丹映画みたいな突然ぶっこまれるエロシーンは
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.2

SFやホラーのジャンル映画で自分の色気全開でちょっと観てる側置いてきぼりでファールフライ多めの印象(そんな所が好きです。)のアレックス・ガーランド監督ですが、今回はようやくフルスイングがバッチリ決まっ>>続きを読む

死の谷間(2015年製作の映画)

4.0

核汚染から被害の及ばない山奥の谷に一人女性が暮らしている。そこに一人の科学者の男性が現れて…とサバイバルな映画かなと期待したら、まさかの恋愛リアリティーショー?
男と女がいたら興味あることの最大公約数
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

公開当時一世を風靡した映画ですね。ノンリニア編集なんか採り入れて邦画最先端のイメージあった。
ようやく観てみた。
淡い青春の思い出?と思いきや喪の仕事を描く。岩井作品ってうっすら「死」のイメージあるが
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

4.0

紀里谷監督引退なんかしなくてもいいのになぁが本音。
陰惨な日常から始まって、どうすれば世界は救えるのか?の大風呂敷を広げていく映画で、最初なんか岩井俊二監督が出てるにもかかわらず岩井作品と間違えそうに
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夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

4.0

貧困についてのルポルタージュのような講演会を見に来たのに、帰りは人情もの落語会に迷い混んでしまった「ハッ」とする思いとともに、コレも映画の在り方だなと満足の気分。
2020年の渋谷ホームレス殺人を元に
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ヘル・ディセント(2022年製作の映画)

4.0

アフガニスタンのソ連の朽ちた軍事施設に…とハッタリ効かせすぎの都市伝説、過去のアクションホラーごった煮のニール・マーシャル福袋の一番安いやつみたいな映画。
B級映画止まりでなくて、敢えての王道B級映画
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我は神なり(2013年製作の映画)

4.0

「新感染」や「寄生獣」のヨン・サンホ監督のダウナーなB面の方の作品。
宗教は人々の心に平和をもたらす!ではなくて不幸のループに叩き落とすといういや~な内容である。が、だからこそ「アニメ」という作り物全
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

4.0

邦題にある通りなんとなく展開は察するが、観終わるまで歯をくいしばるような緊張感が続く。
アメコミヒーローや筋肉俳優の映画なら最後は誘拐した犯人達が倒されて起承転結を迎えるが本作はそんなことはなく、ただ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

デヴィッド・リンチが登場するということがある種見せ場になる映画が出来るとは!それもスピルバーグ作品で。
スタジオでメジャー監督になる奮闘記なのかと思ったら、家族のすったもんだの話で「そーゆうこと?」と
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バーニング・ダウン 爆発都市(2020年製作の映画)

4.0

監督が「人肉饅頭」のハーマン・ヤウなんで、もしかしてかなり人がグチャーと爆発したりする?と結構、身構えて緊張して見始める。
が、蓋を開ければハリウッドに追い付け追い越せなウェルメイドな映画であって、昔
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

ワーナー・ブラザースみたいな超メジャーで同人誌みたいな内容。
それも大枠他社の「バック・トウ・ザ・フューチャー」でドクの役割がバットマンという時空もキャラも内容もごちゃ混ぜ展開。けど、フラッシュって足
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夢犯(1985年製作の映画)

4.0

石井隆脚本で女殺し屋ともなればジトーとバイオレンス炸裂と思ったりしたが、笑かしにかかってるのかそうでないのか?な珍品な感触。
女殺し屋が標的になる男性と不意に心が通じあう的なのが本筋でなく、若くして亡
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

一作目より話の規模は小さくなってるし、展開も少ない。前にあったあの人が出てるの配役の豪華さもない。
ナイナイずくしだけど、だらだらした会話とグダグダ日常に急に飛び込んでくるキレキレアクションだけはギュ
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

4.0

お気楽な「音楽」楽しいー的な映画かなと思ったら、時代の流れにチューニング出来なくて取り残され男がまさかの場所で再起をかけるという結構シリアスな展開。その外し方がある意味売りかもしれないが、観たかったも>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.0

韓国近代史の黒歴史を映像化する腕力と「面白い映画」にするその作り方が凄まじい。
1987年の学生運動家拷問致死事件からこ民主化運動を描くわけだが、前半の治安本部の暗躍が真面目にリアルでなく昭和のおっさ
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

4.0

凄腕殺し屋が所属する組織と対立するといういつものやつ。
定番の流れなので安心して観てられる。
アクションシーンは一癖も二癖もひねりました!的にアイディアがあって楽しめる。
ジェンダー全押しではないであ
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水で書かれた物語(1965年製作の映画)

4.0

話は婚約者の義父さんが自分の母親と…!とぐちょぐちょドロドロのせま~い人間関係をエロ映画にならず文芸作品として描いてる。が一スジ二ヌケ三ドウサのニと三がもうキレッキレ。画面と音楽が上品通り越して決まり>>続きを読む

ラストムービー(1971年製作の映画)

4.0

映画の内容が難解だとか、時代を先取りしすぎたとか、色々ありますが強烈に訴えてくるのはデニス・ホッパーってハンサムの初期設定のうえになんとも目元が愛らしくてチャーミングな所もあるなっていう存在感。
「イ
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デニス・ホッパー/狂気の旅路(2017年製作の映画)

4.0

ちょっと変わった映画大好き人間にとっての大スター、デニス・ホッパーのやらかしと復活を描くドキュメンタリー。
視点はデニス・ホッパーの右腕と言われたおっちゃんと少しトリッキー。だから面白いというわけでも
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

スルーしそうになる事実を敢えて取り上げてくる骨太な映画。
ジョニー・デップの大きい振り子の私的な方をみると真面目な人なんだなあと。
デップさんは酔いどれジャーナリスト系が好きなんですね。
そんなことあ
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サンゲリア2(1988年製作の映画)

4.0

暇潰しでやっすい映画観たいなぁと思い鑑賞。
邦題と原題が一切合致してないとか、途中で監督チェンジしたとか余白までやっすい映画で、舞台が東南アジアなのも何故か拍車かける。
軍が極秘に開発した細菌兵器が流
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地獄の門 4K レストア版(1980年製作の映画)

4.0

地図に載っていない町で神父が自殺する。その時、地獄の門が開き恐怖が蔓延する。
あらすじなんかの文字だけだと、終末感漂って怖い感じなんだけど。
これが画として見てみれば「これって怖いの?」の連続。
手数
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地獄の謝肉祭(1980年製作の映画)

4.0

どて腹に穴、両手で血塗れの肉ムガァー、二階に続く階段から見下ろす…残虐非道の恐怖が満載なのだろうと蓋を開けてみれば。
なんとももっさりした苦悩に未知溢れる映画であった。
ベトナム戦争時、捕虜に囚われた
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太平洋ひとりぼっち(1963年製作の映画)

4.0

青年の冒険譚ということで努力と汗の熱血満載の映画かなと予想するところを大きく良い意味で裏切ってくれるところに市川崑監督すげえーとなる。そしてこんな遊び心満点の映画を自身のプロダクションの一作目に製作す>>続きを読む

生贄夫人(1974年製作の映画)

4.0

今観てもハードなAV全部のせみたいな内容だが、中盤まで町の片隅であんなことやそんなことしてる人物がいるという恐怖感あってシリアルキラーものを観てるような雰囲気。
舞台がテキサス(偏見)ならロマンポルノ
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ジャバーウォッキー(1977年製作の映画)

4.0

テリー・ギリアム単独監督一本目。
泥と血飛沫と汚物にまみれたドラクエ実写版みたいな内容。
とにかく暗黒の中世が泥々で汚くごちゃごちゃしてて「おぇー」な嗚咽的な感じだが、その世界観がみもの。
森の中から
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

4.0

さらっと観ればハゲ頭のジョニー・デップが終始クネクネ、カメラは終始ユラユラでモタモタ進行する感じになんですか?!これは?!となる。
麻薬は使用したことないので、クネクネユラユラモタモタなのは極上の飛び
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

ポール・バーホーベン監督なのでエログロ煽るような過激要素マシマシなのをある種期待もしたが、蓋を開ければ結構ピュアというか素直な映画であった。
同性愛についても語られるが、エロというより人間のあるがまま
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

老害みたいなこと書くと、タランティーノの映画をネイティブの人が観てる感覚ってこんな感じなのかなと。
緩い会話にキレキレアクションのメリハリ感がいい。
どうでもいいような主人公二人のゆるゆる日常はリアル
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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

4.0

フランスでサメ映画って結構適当なんじゃないと偏見もって観たら、かなり毒気強い面白い映画だった。すみません。
画面的にもセーヌ川裏スポット巡りみたいにそんな所あるの!?みたいで飽きることない。
セーヌ川
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

4.0

本作観賞後に一番ぶちあがった瞬間を振り返ると文字だけの情報で再びエレン・バースティンが出演するというのを知った時。
本編にはそれに匹敵する何かあったかな。
最初はハイチから始まるってもしやのゾンビ映画
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.0

地味な感じながら、ギリギリ緊張感が増大していく歴史秘話なんだろうなと思いながら観ていくと、まさにその通りなんだが最後にドカーンと大暴れで驚いた。プライベート・ライアンみたいな銃撃戦は凄まじい。
救いが
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(2023年製作の映画)

4.0

戦国大名なんて悪いやつ。そんな奴らがてっぺん目指す。その他大勢までもが死力を尽くして成り上がろうとする、ストリート(土の上)の雰囲気まで巻き込んで描くってなんかhip hopな映画じゃないのと一味違っ>>続きを読む