このレビューはネタバレを含みます
今話題のリドリー・スコット新作の共同脚本も書いたベン・アフレック、今作では脚本&監督を務めています。
坂元裕二さんが脚本の「Mother」というドラマが好きなのですが、ざっくり言ってしまうと似たようなストーリーでした。
子どもを狙った犯罪が何故卑劣なのか、許されないのか。子どもはか弱い、守られるべき存在だから。もちろんそれもあるけれど、本作に登場する刑事が私にとっての正解を教えてくれた。
子どもは大人を裁かないから。
どんな状況にいる子どもも、認めて欲しがっているから。
ドラマにしてもよかっただろうなと思う内容の濃さでついていくのが大変でしたが、後から振り返ると伏線となり得るセリフが散りばめられていてとてもよく出来ている。
ベン・アフレックのこの才能は知らなかったです