ヨッシー

ゴーン・ベイビー・ゴーンのヨッシーのネタバレレビュー・内容・結末

ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTに加入し、いつでも映画を見られるようになった事でお勧め作品を即座に見まくっているのですが、今回は勧められた事に加え、大好きなエド・ハリスとモーガン・フリーマンが出てるもんですから、自然と期待値が上がった中での鑑賞となりましたが、その期待に反することのない、大変見応えのある作品でした。
こっちが絶対に正しいとは言い切る事が出来ないテーマであり、それ故に見た人それぞれに違った感想になると思います。
私としては、その環境が犯罪に根ざしたものであっても、アマンダはモーガン・フリーマン扮するドイル夫妻のもとで育って欲しかったです。
逮捕され、車の中から、アマンダが引き離される姿を見つめるドイルの表情は忘れる事は出来ませんし、ドイル夫妻のもとでの笑顔のアマンダと、生みの親のもとにに戻ってから、ただテレビを見せられて過ごしているアマンダの表情が実に対象的に描かれています。
主人公に対し、警察へ通報しないようにドイルが懇願した後、パトカーが入ってくるシーンは、あぁ、やっぱり通報しちゃったんだと、わかってはいてもガッカリさせられました。
本当の幸せとは、なんなんだろう、どうしてもそういう事を考えてしまう作品でした。
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