進藤先生

ゴーン・ベイビー・ゴーンの進藤先生のネタバレレビュー・内容・結末

ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます


①冒頭から物語にのめり込み、出演者もみな素晴らしい演技、監督ベン・アフレックの才能を改めて認識したが…
でも今までにこんなムカついた映画は観たことが無い‼︎‼︎‼︎

「パトリック、お前は大馬鹿野郎だ!
アンジー、あなたの最後の行動は正しい」

自分のこの考えが正しいか間違っているかは分からないが、観終わったあとの正直な気持ち。

②「正義とは」と、観た人間の感情を揺さぶり、日本でも毎日のように流れるこの手の事件の問題提起をしているレベルの高い映画。
初監督作がこれなら「アルゴ」のアカデミー賞も納得。

③冷静になってからの感想

パトリックの決断は、“ 変態サイコ野郎 ”を自らの手で射殺してしまった事への後悔からの行動であり、「あの行動は正しかったのか」と経験した者でしか分からない悩みを抱えていたのだろう。
そうだとするなら、アンジーの支えが必要であり、パトリックを一方的に非難する事は出来ない。


👇2018年追記

この映画を観た後にテレビで幼児虐待のニュース。

パトリックの正義に希望は見えない。


2015/2/17 CS✍️
2018/6/6 CS
進藤先生

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