公開当時かな?すごい盛り上がってた印象がある、当時にも観たけども深くは理解できてなくて「マキシマスかっこいい!」くらいにしか思えていなかった。
かっこいいという印象は変わらないが今あらためて観るとよりわかるマキシマスの凄さと苦悩と憂いを含んだ眼光がズドンとボディブローのように効いてくる。
以前に観た時の自分は戦うマキシマスから「これが楽しいか!?」と投げかけられる観衆となんら変わらなったことに気づく。
未熟さが滲み出ているコモドゥスのいやらしい顔つきや立ち振舞いが絶妙、ちょうどいいぽっちゃり具合とか憎たらしさが素晴らしいね。
アイシャドーをしてるような顔色のせいか時折くりぃむしちゅーの有田に見える時も。
とある漫画の「王というのは人気商売」という言葉を思い出した。
いかに利己的な政治を行う皇帝であろうと英雄に声援を送る民衆の声を無視するわけにはいかない状態というのが印象的 。
国が腐った方向へ行かないように国民の声が重要なんだな。