過去レビュー
こーいうSF大作は、基本的にスルーしがちなのですが
フォロアーさん方のレビューが良かったことと、
そして何より、フランスのエレクトロデュオ
〈ダフトパンク〉が音楽を手掛けていて、
「まるで彼らのPVを観てるかの様だ!!」
という意見に心惹かれて、、、
彼らのライブ、観損ねちゃったしなぁ・・(≧◇≦)
ということで、ここは是非、大画面&大音量で彼らの世界観を
体験しなければ・・!!
と、鑑賞に至ったわけですが、
まさに、「ザ ダフトパンク!!」な映像と、音楽の世界観が、とっても心地よい作品でした。
物語としても、結構楽しめました。
主人公サムが、失踪した父親の行方を追って、
父の造った世界へ1人で入り込む所など、
次に何が起こるか、何の説明も
ないのが、
ハラハラしてちょっと怖かったです。
そして、サムと、その父親の味方である、美しい女性クオラ。
彼女を演じたのは、私の大好きなドラマ「Dr.ハウス」に出演していた、オリビア・ワイルド。
最近では、映画にもたくさん出演して有名になられてますね♡
ドラマの中でも、どんどん重要な存在になっていて、
彼女の素晴らしい演技に魅せられていたので、
そんな彼女が観られることもこの作品の楽しみの一つでした。
美しいけど、個性的な顔立ちが特徴の彼女は
トロンの世界観にピッタリ、マッチしていました!
気になった方は、是非、Dr.ハウスの方もご覧に
なってみてはいかがでしょうか?
シーズン4くらいからは、ずっと出てると思います。
サムの父親が、彼女に教えたであろう現実世界のことを、
食い入るように、聞きたがる所がとても印象的です。
それをみて、感じたことは、
どんなに素晴らしい理想郷を造ったところで、
やはり、この世の美しさには勝てないんだ、ということ。
日々、当たり前の様に見ている景色でさえ
本当は、当たり前なんかじゃなく、
奇跡なんだと思えました。
万事がうまくおさまらない所が、切なくも
また、味わい深い作品です。