きざし

トロン:レガシーのきざしのレビュー・感想・評価

トロン:レガシー(2010年製作の映画)
3.6
過去レビュー

こーいうSF大作は、基本的にスルーしがちなのですが

フォロアーさん方のレビューが良かったことと、

そして何より、フランスのエレクトロデュオ
〈ダフトパンク〉が音楽を手掛けていて、

「まるで彼らのPVを観てるかの様だ!!」

という意見に心惹かれて、、、

彼らのライブ、観損ねちゃったしなぁ・・(≧◇≦)

ということで、ここは是非、大画面&大音量で彼らの世界観を
体験しなければ・・!!

と、鑑賞に至ったわけですが、

まさに、「ザ ダフトパンク!!」な映像と、音楽の世界観が、とっても心地よい作品でした。


物語としても、結構楽しめました。

主人公サムが、失踪した父親の行方を追って、

父の造った世界へ1人で入り込む所など、
次に何が起こるか、何の説明も
ないのが、
ハラハラしてちょっと怖かったです。


そして、サムと、その父親の味方である、美しい女性クオラ。


彼女を演じたのは、私の大好きなドラマ「Dr.ハウス」に出演していた、オリビア・ワイルド。

最近では、映画にもたくさん出演して有名になられてますね♡


ドラマの中でも、どんどん重要な存在になっていて、
彼女の素晴らしい演技に魅せられていたので、

そんな彼女が観られることもこの作品の楽しみの一つでした。


美しいけど、個性的な顔立ちが特徴の彼女は
トロンの世界観にピッタリ、マッチしていました!


気になった方は、是非、Dr.ハウスの方もご覧に
なってみてはいかがでしょうか?
シーズン4くらいからは、ずっと出てると思います。


サムの父親が、彼女に教えたであろう現実世界のことを、

食い入るように、聞きたがる所がとても印象的です。

それをみて、感じたことは、

どんなに素晴らしい理想郷を造ったところで、
やはり、この世の美しさには勝てないんだ、ということ。


日々、当たり前の様に見ている景色でさえ
本当は、当たり前なんかじゃなく、
奇跡なんだと思えました。


万事がうまくおさまらない所が、切なくも
また、味わい深い作品です。
きざし

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