けい

アングスト/不安のけいのレビュー・感想・評価

アングスト/不安(1983年製作の映画)
3.0
過去の犯罪から刑務所にいたサディズム的な欲求を持った男が10年の時を経て出所し、すぐに次の犯行の計画を立て、一家を惨殺する。



実際にオーストラリアで起こった殺人鬼ヴェルナー・クニーセクによる一家惨殺事件を基に描かれている。
本国オーストリアでは1週間で上映打ち切りとなり、ヨーロッパ各国で上映禁止

よくこんな映画制作できたな。やばすぎる。90分なのにめちゃめちゃ長く感じる。
音楽からカメラワークから全てが気持ち悪いし、殺人犯の行動を一部始終垣間見てる感じで恐ろしい。
物語は基本主人公の副音声みたいな感じで語られながら進んでいくが殺人犯の行動に釘付けになってしまい内容も一切入ってこない。
スプラッター系はいける方なので見る前は少し楽しみという感情もあったが、見終わったあとは確実に不愉快になった。とにかくリアルすぎる。いい気持ちには一切なりません。
見る際はそれなりの覚悟を。
けい

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