70年代のブラックスプロイテーション映画の一つ。
いま起こっているデモの原因である、ミネアポリス警察による暴行死事件があるが、そういった警察の問題をコミカルなタッチでヒップに描いている。70年代のブラックスプロイテーションというムーブメントで、映画の題材として取り上げられるようになったが、それらの問題が未だ未解決である事を描いたスパイク・リー『ブラック・クランズマン』の元ネタの一つでもある。
いま以上に頻繁に起こっていたんだろうし、そういった現実からの逃避であり、不満の吐口として、この映画が受け入れられた側面もあるんだろうと思う。
映画『ルディ・レイ・ムーア』での制作過程を見てからこれを観た方が、この映画のツタナイ所の味わい深さを楽しめるのでオススメ(編集の粗さや音楽の使い方が唐突だったり、同じ部屋を使い回している所など)