がく

稲妻のがくのレビュー・感想・評価

稲妻(1952年製作の映画)
3.4
人は自分の不幸せさを他のものせいにしたがる。そのほうが楽なんでしょう。
金がないから、相手が悪いから、父親がいないから。しかし、それは自分でそう決めつけているだけなのではないでしょうか。
自分が幸福になれる種はたくさんあります。
それに人はなかなか気づけないものなのではないでしょうか。

決しててつまらないわけでもなく、キャラクターもしっかりしている。
しかしなんでしょう。
成瀬巳喜男はあまり肌に合わないんですよね・・・
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