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アメリカン・ニューシネマ 反逆と再生のハリウッド史のよのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

アメリカ映画の大御所監督たちがアメリカ映画の歴史を語るドキュメンタリー。

ドキュメンタリーのやり方としては、作者の姿は見せない一対一のインタビュー形式、ところどころに監督たちが語る映画のワンシーンを挟んでいる。監督たちの撮影場所は様々で、そこに監督の色も出てるのかも。

理解しやすく構成されていて映画の歴史は映画でしか語れないな、と思わされる。

一番良かったのは
・『エクソシスト』のポスター制作で、「上質なホラー映画を作ろう」って言ってたのにデザイナーがダサいポスター作ってきて監督がブチギレしたエピソード。
・映画のグッズ化のきっかけは、スターウォーズの大ヒットして映画よりグッズが売れるようになったこと。
・カサヴェテスの『フェイシズ』でアメリカ映画は大きく変わったこと。
・黒沢清が82歳でアカデミー賞を撮って、映画の可能性を信じるようになった(意訳)
・スコセッシが自分の映画を、私的に描きがちだと言っていたこと。そうは思えないけど...
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