LEE

ファイナルドラゴンのLEEのレビュー・感想・評価

ファイナルドラゴン(1976年製作の映画)
2.8
若き日のジャッキー出演作を久々に鑑賞
改めて無茶苦茶な作品だなと再認識した笑


日本のジャケだとジャッキーが主演っぽいけど、実はジミーさんが主演
当時売り出し中だったジャッキーを既に大スターだったジミーさん主演作に出して売り出そうというローウェイの戦略が伺える
映画のジャンルとしては武侠映画で、奇想天外な展開の数々はみもの
特に最弱四天王が瞬殺されるシーンは面白すぎる(前フリがあんだけあるとね
とはいえ普通超高速で映画が進んでいく武侠映画に比べると本作は展開がゆっくりで、アクションシーンも特に前半は少ない(20分ぐらいしないと最初のアクション始まらない
それでいてジャッキーの出番も少ないので、ジャッキー目当てで見る人にとっては結構辛い作品ではあると思う
そして終盤には超どんでん返しの数々が待っていてついていくのも大変だったりも…


アクションは珍しくジャッキーが武術指導ではなくジミーさん映画でよく武術指導をやっていた陳信一という人が担当
なのでちょっといつもとテイストの違ったジャッキーのアクションが楽しめ、ジミーさんとの1回目の戦いなんかは結構面白い
でもジャッキーの自伝とかだと本作の武術指導をしていると書かれているので、もしかしたら自分のパートだけ担当したのかもしれない
そして本作の白眉といえばジミーさんの必殺技である奪命流星!前半からすごいすごいとフっていたので、初見時は爆笑した記憶がある笑
誰も見たことのない奪命流星の姿を君の目で確かめろ!


こんな作品もBlu-rayが出るってジャッキーってすげーなと改めて感じた一本でした
オススメはしないです笑
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