ゆえん

スーパーバッド 童貞ウォーズのゆえんのレビュー・感想・評価

3.5
警察2人の行動が全体的に“面白い”のボーダーラインを超えて嫌悪感の方が強くて、物語の装置としては良かったけど生理的には全然イヤであまり楽しめなかった。
あとお酒でベロベロの人間に生理的嫌悪感をとても抱いてしまう私は本作の登場人物のほとんどが無理だったから全体的に引き気味で観てた。

でも、セスの幼少期にペニス描きまくり期があった話を受けてエバンが放つ「ゲイなの?」発言から脳がそっちにバイアスかかって、“社会的なプレッシャーやら自らかけた自己暗示やらで異性愛者だと信じ込んでいるけど潜在意識ではゲイ(かもしれない)”キャラクターとして見てしまって、I love youのくだりとか最後のエスカレーターとかめっちゃ胸がぎゅってなった。
思春期なんか友情と愛情の境目って曖昧になることもあるだろうな、とも思えるし、なによりおふざけだとしても愛してるとか言い合える仲間いいよなとか思ってしまう。

やっぱり改めて感じるのはパーティシーンが苦手すぎる……
ゆえん

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