ボーイフレンドと車で旅に出たヒロインがその道中に立ち寄った無人の休憩所"レストストップ"で恐怖に晒されるさまを描きだすスリラー映画！！ホラー映画を観たいと思っていた矢先、マイリストから何気に気になり鑑賞。ワーナー・ブラザース主体のビデオ映画。開幕で主人公カップルが道端に車を停車させ白昼堂々とカーセックスをおっぱじめるくだりから、トータルでイヤな予感はした。。また観たかたならわかるよう要約すれば主人公が"トイレの花子さん状態"のわけだが、ワンシチュエーションという設定を張りながら、続けて最後まで観たくなる程度には完成度はギリ到達している。いわゆる完全なる"巻き込まれ系譜"なわけで、閑散としたひとけのないフィールドで、恋人も消え、助けもなく、主人公はどう生き延びるか、というジャンル自体の引き出しがおもしろい。また本作の続編にあたる『レストストップ2 ドント・ルック・バック(２００８年)』もつづけて鑑賞したが、パート１で謎を残した箇所が、ほぼ答え合わせされ、その二層構造は２つみてようやく完結するほぼ"前編と後編"のようなもの。ちなみにパート２のラストは、個人的に気に食わない。またパケ写にうつる女性は未登場。未消化感や結末から振り返れば描写する意図の杜撰なシーンも多々あるが、普段出向かない"休憩所(トイレ)"に立ち寄る恐怖感を、味合わされます。
