全編見終わってこのタイトルの事考えたけど、全然しっくり来ないよ､やっぱり！これはどんなジャンルになるのかな？って感じの映画。主人公の女に翻弄される周囲の男達や家族…何考えてんだ？こいつ…という疑心がずっと漂う雰囲気。いい奴なのか悪い奴なのか。男は馬鹿だねーで片付けられたくもない感じもするけど。最初と最後ではまるで人間が変わってしまってるという点が面白い！スペイン映画でもこんな種類があんのね。

妻を亡くした菓子店を営む初老の男の目の前に突如現れた、若く魅力的な娘に恋をしてしまう…。

と言う歳の差を越えた甘く刹那的な恋物語ではなく、現実は歳の差の恋など実るはずもなく娘の企みに男の人生は翻弄される。

この関係性を基軸に物語は展開しているものの、それ以外のキャラの強い人間関係を描くことで焦点が定まらない。

何にせよこれが事実に基づいた話だと言うのからこそ興味深いが、これが架空の物語なら面白くもなんともない。


個人的には年齢の壁はないと思っているし、重要なのは相性や価値観が人と人を結びつくと考える。

しかし現実には大きく歳の差がある男女の出逢いには既に最初からハンデが有り、この物語の男のようにうつつを抜かし浮かれていればから騒ぎで終わるばかり..★,

ストーリーのオチが全く想像つかなかったw 嫌いじゃないけど、結構適当な感じのおバカ映画。