LEONkeiさんの映画レビュー・感想・評価

LEONkei

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裸の猿(1973年製作の映画)

1.5

『裸のランチ』『裸の銃を持つ男』『裸の大将』『裸の太陽』、『全裸監督』は映画ではないか…〝裸〟映画は星の数ほどあるが、〝裸〟3部作の最後は猿で締めくくり。

裸、裸、裸…当然ながら3部作と言っても全く
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裸の町(1948年製作の映画)

3.8

1948年〝眠らない街、ニューヨーク〟の、生の姿を最初に映画として描写したであろう秀作。

ジャーナリストでも有りコラムニストでも有るこの映画のプロデューサー〝マーク・ヘリンジャー〟、彼のニュース調の
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裸のランナー(1968年製作の映画)

3.0

お久しぶりです。
東京の緊急事態宣言も解除の目処が立ちそうで、早朝カフェでレビューをiPhoneで打ち込み『さぁ、久々にfilmarkrsに投稿するか』とコピーしようとした瞬間、誤って全て消去すると言
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賭博師ボブ(1955年製作の映画)

3.0

モンマルトルの街で素人相手にカードゲーム等で威勢を張るベテラン中年賭博師〝ボブ〟は、一世一代人生最後の大博打に出る。

ドーヴィルの鉄壁な防犯システムを誇る8億フランが眠るカジノ金庫に、仲間を集めさな
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ハイティーン襲撃・恐怖の女子陸上競技部暴行事件(1979年製作の映画)

2.0

このB級感漂うストレートで刺激的な邦題に惹きつけられ、内容も分からず期待してはいけないと覚悟の上で鑑賞。

監督も俳優もまったく知らないが、イタリア映画と言う所に唆られる。


女子大の陸上部がこれか
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(1949年製作の映画)

3.5

何かに賭ける人生。

例えそれが現実的に無理だと分かっていても、挑戦している姿は痛々しくも輝いて見える。

孤高のロートルボクサー〝ストーカー・トンプソン〟は、今まさにボクサー人生最後の集大成の試合に
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

あまり期待をせず観たのが良かったのか、設定は現代でも古き良き往年の銀幕物語のような安定感と懐かしさをも感じた。

時代と共に社会変革によって男女の境界線が埋まることはあっても、生きた時代が違えば世代間
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カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

1.0

良くできたB級映画から、ただのB級映画に。

スポンサーに無理矢理作らされたのか知らないが、人間は余裕が出来ると思考が停止し甘さが出る..★,

反撥(1964年製作の映画)

4.2

サロンで働く清楚で潔癖な美しき女性〝キャロル〟が、妄想の果てに狂気に満ちた破滅的堕落に陥る〝サイコスリラー〟…。

と、〝サイコスリラー〟或いは〝サイコホラー〟ともジャンルで括られるこの映画だが、自分
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エルヴィスとニクソン 写真に隠された真実(2016年製作の映画)

3.0

エルヴィス・プレスリーの事は今更説明するまでもないが、今のロックが当たり前のように存在しているのもエルヴィスがいたからだろう。

老若男女国内外を問わずアメリカ大統領よりも、世界的知名度・影響力も半端
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キューブ:ホワイト(2018年製作の映画)

1.0

こう言うジャンルをあまり見慣れていないせいなのか、或いは見慣れていたとしても元々面白くないものだったのか…。

ひとりの女性がホワイトキューブに閉じ込められた所から始まる冒頭15分間ほどで、鑑賞を断念
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美しき棘(2010年製作の映画)

2.0

弄ばれていると分かっていても、バイクの後部座席から抱きしめる彼からは体温は感じない。

唇と唇、肌と肌を重ね合わせたとしても、そこにあるのはプラスチック人形のように空虚なもの。

何を求め、何が欲しい
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三人の女(1977年製作の映画)

3.5

一見少女のような純心な〝シシー・スペイセク〟が少しずつ悪女の本性を現し出すと同時に、男たちに媚を売り続ける勘違い女〝シェリー・デュヴァル〟との関係性が歪み出す様が面白い。

そして第三の女〝ジャニス・
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アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶(2003年製作の映画)

2.5

彼の最も有名な写真集、1952年に出版された『決定的瞬間』(英:The Decisive Moment、仏:Image à la sauvette)は、写真家にとってのバイブルとも言われ様々なジャンル>>続きを読む

ワルシャワの柔肌(はだ)(1996年製作の映画)

4.0

激しく荒々しく獣のように互いの肉体を貪り、本能のままに欲望を曝け出す男と女。

肉体を重ね合わせる…。
それは何かを確認するかのように、或いは何かを破壊させるかのように…そして何かの復活を望む儀式のよ
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運び屋(2018年製作の映画)

2.5

映画の中で〝クリント・イーストウッド〟が〝ジェームズ・スチュワート〟に似てるって見知らぬ男に声をかけられるが…。

高身長の老人をダブらせても似ても似つかない二人も、イーストウッドはこのさり気ないフレ
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ドッグマン(2018年製作の映画)

3.0

灰色の雲に覆い隠された静寂の町、轟く遠吠えに人は震え怯えながら生きている。

見えない鎖に縛られて逃げたくても逃げられない人生…誰も拘束なんてしていないはずなのに。

鎖に繋がれている事への不自由さは
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.0

国が違えば理解しがたい文化や習慣や社会制度に困惑してしまうが、それは相手側も同じ事を考えている。

他文化を否定する事は容易だが、自分の物差しがそんなに正しいかと言えば疑わしい。

越したばかりの新居
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アンジェラ(2005年製作の映画)

2.5

自分は完璧(バランス)に整ったものには美しさを感じない。

前後左右上下…非対称の構造バランスによって美の印象は様々に変化し、人間の脳は不思議なもので非対称の方が対称に見える感覚に陥る性質を持っている
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リオの男(1963年製作の映画)

3.0

あくまで個人的印象(毎回個人的ですが)に過ぎないが、描き方は違えどプロットは『レイダース/失われたアーク』と酷似している。

映画に限らずあらゆる分野にも言える事だがモノ作りの根本は、作り手は100%
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シェナンドー河(1965年製作の映画)

3.5

アメリカ南北戦争の真っ只中、南側でもなければ北側でもない、両軍に板挟みとなってもアンダーソン一家の父親の思いは只ひとつ。

バージニア州は自然溢れる広大なシェナンドー河の畔に、妻を亡くした父と7人の子
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皆殺しの天使(1962年製作の映画)

4.0

越えてはいけない一線、越えなくてはならない一線、境界線に立ちはだかり人は皆、右往左往する。

内側と外側の世界を人々は現在の立ち位置から想像し、希望と恐怖を天秤にかけ生きている。


ある邸宅の晩餐会
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

1.5

言語の奥深さを感じる。

もし犬や猫が人間が理解できる言語で話したなら、多分…半分…いや1/10も飼う人はいなくなるだろう。

バウリンガルを持ってしても人間が犬の気持ちなど理解できるはずもない。
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アンドロメダ…(1971年製作の映画)

3.5

人類は新種のウイルスや謎の細菌が発生する度に、科学者など様々な分野の研究者達によって生命の危機を回避して来た。


これは未知の病原体に挑む4名の科学者の物語。

ニューメキシコの小さな田舎町に人工衛
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

2.0

比較してはいけないがサム・ペキンパーを観た後だから、これはもう仕方ない。

つまらない訳ではないが面白くもない、自分には良さが分からなかった。

守りに入ったのか・狙いすぎたのか・真面目に作り過ぎたの
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わらの犬(1971年製作の映画)

4.2

極上の〝バイオレンス〟を堪能。

この映画を単に〝バイオレンス〟と言うには少し言葉足らずで、物理的暴力・心理的暴力など破壊的虐待行為の末路が描かれている。

欲望を曝け出し滴る涎を垂れ流すケダモノは、
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マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

1.5

メイドがオッパイとペニスのジョークを、嬉しそうに披露していたこと以外は印象に残っていない。

彼女が一番輝いている瞬間のようにも見え、メイドと言う特殊性をもった仕事が垣間見れる瞬間でもある。

なるほ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

2.0

喫煙者は付き合っている彼女から初めて実家に招かれたら、その前に絶対に禁煙しておけ。


昔、アメリカのテレビ番組『ミステリーゾーン(原題THE TWILIGHT ZONE』や、小学生の頃に読んだ〝眉村
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東京おにぎり娘(1961年製作の映画)

2.5

〝おにぎり〟は握った人によって味が変わる。

ココロが込もった・込もっていないって、一体どんなことなんだろう…。

〝おにぎり〟は既に弥生時代からその原型が様々な文献に記されているが、今では世界に誇る
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

〝明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは〟

今まさに目の前に美しく咲きほこる桜も、明日必ず見れるとは限らない。
夜半の嵐によって全てを散らせることもある。


戦争と言う非現実的な現実
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コックファイター(1974年製作の映画)

3.0

アメリカの田舎町を転々とどさ回りする寡黙な男は、〝闘鶏〟に人生の全て懸け捧げる孤独な男の物語。

〝闘鶏〟とは闘争本能を植え付けたニワトリを1対1で闘わせ、どちらかが死ぬか闘争本能を失った時に勝負は決
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

2.5

迷った時はシンプルに物事を考え行動すればいい。

後先なんて考えず我武者羅に前へ進めば必ず道は開ける。

そんな事は頭で分かっていても、それができないのが現実の世界なんだよ!

と言うかもしれないが、
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

2.5

ニュースキャスターは真意も分からず無責任に原稿を読み、コメンテーターは素人私感で面白可笑しくデマを吐く。

ウイルスの拡散・感染も怖いが、デマを撒き散らす人間はもっと恐ろしい。

街は静まりかえり、あ
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ヴィダル・サスーン(2010年製作の映画)

3.0

既存の概念に固執しない伝統継承と革新的デザイン。

ファッションなら〝ココ・シャネル〟、メイクなら〝マックス・ファクター〟、そしてヘアスタイルなら〝ヴィダル・サスーン〟。

現代モード界の世界標準の基
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バーバーショップ(2002年製作の映画)

2.0

バーバー・ショップは単に髪を切る場所ではない。

店員や常連客らとのコミュニケーションによって、近況報告など日常会話で華を咲かす。

どこかフワッとした笑みを堪え店へ来れば、『なんかいい事あったな』と
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その夜の侍(2012年製作の映画)

2.5

もし、あの裏路地を抜けて遊歩道を歩いていなかったら…。

もし、あの定食屋でライスをお代わりしていなかったら…。

もし、完熟したトマトが赤くなかったとしたら…。

そして蒸し暑い炎節の深夜、もし台風
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