kazマックスグローバーレッド

侠女/俠女 第二部:最後の法力のkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

3.7
時は明時代末期、うだつの上がらない青年グーがお隣の廃屋に引っ越してきた美しい娘さんヤンに惚れるも、実は彼女は政府高官の陰謀でお尋ね者になった官僚の娘で剣術使い。やがて政府特務機関とヤンたちの戦いが始まる。

最初の1時間はドラマ中心で、これといったアクションはなくとも「こいつ何者だ??」という人物が多々出てきて相関図を推測したりと飽きずに見れた。

女剣士ヤンちゃんの素性が分かってからは中華的建造物廃墟で追っ手と戦うアクションを披露。ホップ・ステップ・ジャンプの「軽功」はワイヤーよりトランポリンを駆使してのアクション多め。

そして伝説の竹林剣術活劇からのクライマックスはチンルー砦の戦い。幽霊だよ!全員集合大作戦です。

そのあと1時間ほどのエピローグがあり、ようやくラスボスの手下でサモ・ハンが登場。ラストは太陽が照りつける荒野と仏教的な音楽が相まって、どこか『エル・トポ』を思い出させるような神々しさでした。

U-NEXTでは3時間の超大作で一本の映画になってたけどFilmarksでは台湾公開時の二本の作品として第一部と二部で搭載してます。