「スラム街に　純潔などない」

　長い間対立してきたギャング団、 ‶111団” と ‶ロックス” は、共通の敵であるカルテル撲滅のために一時休戦し、協力することにするが、その話し合いの場にギャング団を掃討するために警察が雇った破壊部隊がやってきて銃撃戦が始まってしまう。更にはカルテルの連中もその場に現れ、もはや手の付けられない混沌状態となってしまう。

　マリオが壁を壊していくファミコンのアクションゲームの映画化……ではない。

　ラップに乗せてのガンアクションという、かっこいいのかダサいのか分からないアクションもの。
　舞台はほぼ廃工場内のみなので、ワンシチュエーションものとも言えるかも。

　ただただ銃撃ちまくって逃げまくって人が死にまくって……という感じの内容で、ストーリーもへったくれもない。

　共にラッパーのアイス・Tとスヌープ・ドッグの共演が見どころとか言ってるけれど、スヌープ・ドッグはほんのちびっと顔出しただけという詐欺まがいの一本。

見た私が悪いのはわかってます。ただ本当に時間を返してください。スカしたアイス・Tと3分出てくるか出て来ないかのスヌープ・ドッグとその他もろもろの映画です。一体なんだったんでしょうかこれ。特に言うこともありません。