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スパイナル・タップのもーーーのレビュー・感想・評価

スパイナル・タップ(1984年製作の映画)
4.8
あのロックバンド、スパイナルタップが80年代に行った全米ツアーのドキュメンタリー映画。

世代ではないが日本でも大ヒットしたバンドなので、なんとなく知っていた。
ナイジェル、デイビッド、デレクが結成からを語るインタビューは貴重。
ツアーやアルバムプロモーションの裏側も見ることが出来るファン必見の作品。
ナイジェルの幼少期の写真も見れるのでナイジェル推しには最高。
そして、バンドを陰で支るマネージャーのイアンの苦労もうかがえ、ロックって大変だなとも感じる作品。


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・・・という設定のモキュメンタリー映画。
そう、スパイナルタップというバンドなど存在しないのである・・・。

TSUTAYAの発掘良品でなんとなくレンタルしたけど、こんな面白い映画になぜもっと早く気がつかなかったんだろう!と今まで何も知らずに生きてきたことを後悔。
音楽ライブはアーティストの音楽にリスナーがのって完成するもの。ならばこの映画は、鑑賞者が作品のノリに合わせてバンドのファンとして観賞することで初めて完成する。
まさしく作り手と受け手が一体になれる作品。

ほとんどアドリブっていうのが最高。
チューナーや小さいパンの話、ライブでのトラブルなど笑える小ネタが満載でずっと笑った。メンバー間の摩擦もありそうな感じで、ツボ。
中でも最高だったのはストーンヘンジ。

何もないところから、ここまでリアルなバンドを生み出すなんて・・・!これが人間の創造力!

一回見終わってエンドロール終わった瞬間にまた頭から再生した唯一の作品。