有名な原作もので原作は既読だったが、なかなか観れなかったので、当時(1991年12月23日)、VHS購入で観た。
観たかった映画だったのに、残念な映画だった。
原作は、「モスクワのゴーリキー公園(ゴーリキー・パーク)で雪に埋まった男女3人の射殺体が発見される。死体はいずれも顔面を刃物で削ぎ落とされ指先も切断されていた。事件の捜査を命じられた民警の主任捜査官アルカージ・レンコは、やがてソ連社会の暗部に触れることになってしまう……」という物語であるが、この映画に残酷描写はほとんど無かった。
別に、残酷描写が好きなわけでもないので、それはそれで良いのだが、『何を描きたいのか不明確』であり、『輪郭のボヤケタ映画』とでもいうような作品になってしまっていた。